【妖怪モノ】でんでろ妖怪出ておいで 第一話【阿蘇芳ちっちゃくなる】 Category:未選択 Date:2015年12月07日 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 背景すっげえ大変だった。猫又とか黒虫とか妖怪いっぱいだしたいな♪という気持ちで描いた…がまだ阿蘇芳がちびっこいだけで始まらない。 [2回]PR
風の使い手 Category:未選択 Date:2015年11月19日 畏怖するものの存在を知る。 阿蘇芳が、東北での武者修行から帰ってくるという。彼とは幼馴染だが、まだ幼い頃から、近づくだけで総毛立つような恐ろしい鬼の気配を感じた、あの阿蘇芳が。 7歳のころから東北へ修行へ行っていたから、14歳となった今とは、7年も修行をしていたということになる。 会わなくなってから7年も経つのか… 彼は一体とんな風に成長しただろう。あの心の中を見透かすような、鋭い目つきを思い出す。 覚悟しておかなければ… これから、相棒になる間柄である。彼がどんなふうに成長したか分からないが、彼に見合うだけの力を培ってきたはずだ。いささか体は弱いが、彼の力を十分に引き出せるようでなければならない。 それに…もし ふ、と修行の場所である、華厳の滝で、幼い阿蘇芳に何度もキスされたことを思い出す。 あの頃のままだったら、それを咎めなければならない。 人の心に巣食う恐ろしい鬼を退治しなければならない、秘道で重要な役割を担うからには、甘い夢はもう見ていられない。 涼はすうっ…と前を見据えた。 あのころとは違うんだ…阿蘇芳と同じく14歳になった涼は、年よりも大人びて見えた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [0回]